簡単な歴史・解説

特徴

1700年代にオランダから九州の長崎県に渡来してきたスムース・フォックス・テリアに、日本土着の小型犬を交配し、抱き犬として改良されたテリア。九州地方にはじまり、関西地方で発達してきたこの犬は、ミカド・テリアやジャパニーズ・フォックス・テリア、または短毛テリアなどと呼ばれていた時代もあった。昭和の初期に日本テリアクラブが発足し、登録とスタンダードが制定された。

毛色

ホワイトの地にブラック＆タンのマーキングがある。眼の色は暗色で鼻はブラック。

お手入れ

コートは非常に短いので、やわらかめのブラシか、タオルなどで軽くマッサージをする程度でよい。

性格

機敏ではつらつとしている。動作は大変俊敏で油断を怠らないので、番犬としても優れている。

運動

とくに外に出さなくても、屋内を自由に歩き回らせるだけでよい。この犬は寒さにとても弱いので、寒い日の散歩は避けたほうが無難。また、飼育環境の温度にも十分な配慮が必要だ。