アニマル図鑑

ボルゾイ

英名

Borzoi

体の大きさ

大型犬

グループ

第10グループ

原産国

ロシア

体高

オス 75~86cmcm / メス 68~78cmcm

体重

オス 約34~48kgkg / メス 約27~39kgkg

※体の大きさは体重・体高をもとに分類しており、あくまでも目安としてご理解ください。

簡単な歴史・解説

特徴

この犬種は絶滅した「ラップ・スレッド・ドッグ」と「コリー」の交配によって作られた犬とされ、中世の終わり頃、ロシアの大平原でオオカミやウサギ猟で活躍していました。それまでは「ロシアン・ウルフハウンド」として知られていましたが、1936年にロシア語で“俊敏”“機敏”を意味する「ボルゾイ」に改名されました。大型でエキゾチックな姿のボルゾイは、ロシアが誇る美しい犬として貴族階級の婦人たちの間で人気が高まり、絵画や写真を通じて世界中の人々に広まっていきました。ボルゾイは優れた視覚と走力をもつため、長い距離を追跡して獲物を捕らえる視覚犬としても優秀であり、南アフリカではジャッカル猟、アメリカやカナダではコヨーテ猟などで人々の役に立ってきました。

毛色

一般にホワイトを基調にした個体が多く、ブラック、レッドまでのあらゆる組みあわせが許容されているが、ブラウン、ブルーなど鼻の色がブラックではない淡色は許容されていません。

お手入れ

毎日1回ブラッシングをすると、コートの輝きを保つことができます。ボルゾイはダブルコートになっており、換毛期には大量の毛が抜けるため、毛玉やもつれなどができやすいのでこまめなお手入れは必要です。また、定期的なシャンプーは被毛をキレイに保つだけでなく皮膚も清潔に保つために必須となります。

性格

ボルゾイは基本的に優しく穏やかで飼い主さんに忠実で繊細な性格です。外に出て、動く物を視覚で捉えると富んだ運動神経を発揮し追跡します。サイトハウンドの中では人なつっこい犬種といわれているので、はしゃぐことが好きで、人前ではおどけたり、じゃれたりすることがあります。活発に駆け回ったりするものの、家の中ではマナーよく、おとなしくでき信頼した飼い主さんに静かに寄り添い穏やかに癒すようなところがあります。 服従訓練を覚えるのは早い方ではないが、一度覚えたらしっかりと行動ができる犬種。頑固なところもあるのでしっかりしつける必要がある。また、他の動物を育てている場合、急激に近づこうとする個体もいるので、最初は注意深く監視することが必要。徐々に慣らしていくようにする。

運動

ボルゾイは大型犬であり猟犬として活躍してきたため、多くの運動量が必要になります。毎日朝夕2回1時間以上の散歩が好ましいです。定期的にドッグランや広場などで放し、全力疾走させてあげるなど、激しい運動をさせてあげましょう。ボルゾイにとって運動不足はストレスになり、問題行動や体調不良にもなりかねないので毎日の運動は欠かせません。

現在お店で出会える
ボルゾイ

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