アニマル図鑑
アイリッシュ・ウォーター・スパニエル
英名
Irish Water Spaniel
体の大きさ
大型犬
グループ
第8グループ
原産国
アイルランド
体高
オス 55~59cmcm / メス 52.5~56cmcm
体重
オス 25~27.5kgkg / メス 20.5~26.5kgkg
※体の大きさは体重・体高をもとに分類しており、あくまでも目安としてご理解ください。
アニマル図鑑
Irish Water Spaniel
大型犬
第8グループ
アイルランド
オス 55~59cmcm / メス 52.5~56cmcm
オス 25~27.5kgkg / メス 20.5~26.5kgkg
※体の大きさは体重・体高をもとに分類しており、あくまでも目安としてご理解ください。
簡単な歴史・解説
中国語で“垂れ下がった皮膚”という名の意味をもつこの犬の祖先については、確かなことは分かっていない。祖先はチベタン・マスティフではないかといわれ、古くはシャー・ペイの体重は40~70kgもあったと伝えられている。また、舌の色がブルーであることから、チャウ・チャウを祖先とする説もある。古くからこのたくましい犬を、羊やそのほかの家畜の番や、侵入者たちを防ぐ目的で飼っていた。中国では闘犬が盛んであったことから、闘犬にも利用されていた。また、食用犬として飼育されていた時期もある。第二次世界大戦後アメリカに渡り、慎重に繁殖され、1978年にはギネスブックに“世界で最も珍しい犬”として紹介されたことから、多くの人々に知られるようになった。今日では、ユニークな愛玩犬、番犬として飼われ、明るい性格ととぼけた風貌が愛されている。
特徴
アイリッシュ・ウォーター・スパニエルは、巻き毛のコートが特徴の水鳥猟に用いられた犬。はっきりとした起源はわかっていないが、6000年前からいたと伝えられる古い犬種で、古代ローマの遺跡から、この犬種に似た犬が発掘されている。その後、アイルランドで、水の中にいる鳥を持来するのに使われていたようだが、記録としてはっきり残っているのは19世紀から。
1859年にイギリスで公認され、1877年にはアメリカのショーにも登場している。
毛色
レバーのみ
お手入れ
コートのお手入れにはとくに気を遣い、週に1時間はカールを保持するためのトリミングを行う。
性格
温和でおとなしく、しっかりと訓練すれば忠実な家庭犬になる。しかし、古代から猟をしてきた独立心の強い犬なので、飼育環境が適しているかどうかを、よく考えてから育てはじめる必要がある。
運動
活動的でたくさんの運動を必要とするため、都会向きの犬ではないといえる。水を好むので、可能な限り泳ぐ機会をつくってあげたい。